1896年英国人宣教師ウォルター・ウェストンによって上高地・穂高連峰・槍ヶ岳が広く世界へ称賛しました。
それまでの日本にはレジャーとしての登山は認知されていませんでした。それを広く日本に定借させてのもこのウォルター・ウェストン氏であったといわれております。その証拠に、上高地を有名にした彼の功績は「日本近代登山の父」として今も広く称えられています。
このウォルター・ウェストン氏を案内し、上高地へ導いた人が上條嘉門次氏でありました。
昭和の時代に入ると山岳ブームは過熱し、観光客が多く押し寄せました。
バスやマイカーが増える一方自然環境が悪化してしまい、1975年には上高地公園線のマイカー規制を開始いたしました。そのおかげで現在も美しい自然が守られています。
上高地で有名な場所が河童橋と大正池。
大正池は焼岳の噴火によってできた池でした。1915年6月6日焼岳の大噴火によって発生した泥流が梓川をせき止め突如として現れました。噴煙などで立ったまま枯れてしまった木々が今もなお大正池の中に立ち続けす姿はとても幻想的です。
近年ではこの木も腐食が進み、倒れてしまうこともあるためいずれなくなってしまうともいわれています。
注意:上高地は11月~4月まで閉山をしているため立ち入ることができません。
詳しくは上高地公式ページをご覧ください。